あの日から10日ちょっと。
あたしは彼と同じように新社会人をはじめました。
慣れない車通勤を頑張って、先輩に気を使って、まだよくわからないオフィスを走り回って、デスクワークなのに疲れきって気づいたら日付の変わる前に寝落ちしている生活を送っています。
そんな生活をしているから、正直ゆっくり彼のことを考える時間がないのも事実。
でも、そんな毎日でもふとした時、あのキラキラした笑顔が、楽しそうに踊っている姿が思い浮かびます。
前回のブログをあげたとき、あたしの中でだいぶ気持ちの整理をつけたつもりでした。
でもよく考えたら遊びに行く用のカバンには歌舞伎のときにつけた淳弥くんのアクキーがついているし、中のポケットには缶バッジが入っています。
こないだ見た「少年たち」では、いない淳弥くんを無意識に探していました。
あぁ、あたしって全然前を向けていないんだな...そんな感想さえ持ちました。
だってまだ実感がないんだもん。
あたしの中で彼は最後までアイドルだったから。
いつものように手を振って楽しそうに踊っていたから。
夏、秋、冬と関ジュにお仕事があってそのお仕事をする人達の名前の中に彼の名前がないとき、幕が開けてあの子のシンメが彼じゃなくなったとき、やっと実感するのかもしれません。
正直なところ、自分の中でこんなにも彼の存在が大きくなっているとは思ってもいませんでした。
長い長いジャニオタ人生でみたらほんの一瞬にすぎなかったから。
でも考えてみたらその一瞬はとてもとても濃い一瞬だったと思います。
毎月のように大阪に通い、何通も長い長いファンレターを押し付けました。
今年に入ってからでさえ、9通渡してたっていうから衝撃的だよね。
なにをそんなに書くことがあるんだって感じだけど笑
そして彼はあたしの活力でもありました。
彼に会うために、彼のグッズを買うために、彼の写真を買うために、バイト先である塾に住んでるんじゃないかというくらいバイトをしました。
卒論もめちゃくちゃ行き詰まってたけど、勝手に彼へのファンレターで次会う時までに終わらせて終わった!って報告するから、って宣言して有言実行しました。
それくらい大きいものが自分の目の前から消えてしまったからやっぱりまだ気持ちの整理はつきません。
淳弥くん、あなたはこの10日ほど過ごしてどうですか。
あなたもあたしのようになれない土地で、今までとは違う先輩、違う同期とともに頑張っていますか。
いつか、いつかちゃんと自分の中の思い出アルバムの1ページに朝田担としての自分を綴らなきゃいけないってわかっています。
ごくごく普通の社会で生きていくと決めた彼の足枷になるような行動はしたくないって思っているから。
でもやっぱり写真は毎日眺めるし、更新に名前があがることはない関ジュ日誌も6時になったらチェックします。
結局のところ彼のことが大好きなんです。
大好きで大好きで仕方がないんです。
想いに蓋をすることもできないし
別の人にこの熱量を向けることも考えられません。
全部「彼」だからできたことでした。
大好きなあなたのために、笑って背中を押してあげられなくてごめんね。
自分で選んだ道頑張ってこい!って言えなくてごめんね。
いつかちゃんと言うから。それまではどうかこのわがままを許してください。
まぁぴよ