下書きに埋もれていたのでだいぶ時期はすぎましたが公開します。笑
GALA前に書ききってたので最後もそのままですが悪しからず。
自担が少年たちを卒業した今、再び真剣に少年たちのチケットを取ることになるとは思いませんでした。
なんと2023年の少年たちは自担である岩本照の構成・演出だと発表されたのです。
以前から岩本照の作る独特な振付は大好きで何を考えてどう表現するのかはめちゃくちゃ興味があったわけですが。
こんな形で岩本照の作る世界観を覗ける現場があるなんて！！ととても嬉しくなりました。
そもそも毎年お世話になっている歌舞伎会の兼ね合いで行くことは決めていたけど
こんなにも楽しみになるだなんて思いもしませんでした。
全体的な感想としては紗幕とライトすげぇ！です。笑
この紗幕こんなに解像度高く投影できたんだね。って思いました。
所々「歌舞伎....！！！」ってなる演出等々があってそういったもの込みで岩本節最高って思いました！
何気ない日常。
大きな公園の方々で遊ぶ子供達を紗幕に映す映像でスポットを変えて見せていく感じがすごいよかった。
突然鳴り響く警報音と戦争宣言で舞台がガラリと変わる。
「日常」が変わった様が見て取れました。
戦争の中で友達が敵となり生き抜くために捕まり監獄にいる囚人たち。
グループ概念のない関西の少年たちで育ってきたのでグループ内で赤青に別れていることに違和感は抱かなかったけど
グループvsグループではなく、あえてグループ内で赤青に別けることで
当たり前だった仲間が敵になることなんかを表現したかったのかなあとぼんやりと感じました。
「運動の時間」なるものがあったのもひぃらしかったな。
あたしの入った回はまじで縄跳び跳べなくて底辺の争いしてたけど🤣
ハードな舞台の中でハード罰ゲーム科してるのドSすぎて最高でした。笑
監獄内ってセットで表現されるまでだったんだけど
紗幕に写真を映して監獄内の長く続く廊下を見せてるのもよかったと思いました。
その写真が奈良の監獄だったのもまたよきポイント☝️
LOVEはじめ大好きな少年たちソングがちゃんと盛り込まれていたのも幸せでした。
ラストは脱獄に失敗して日記の子が犠牲になり、看守長の怠慢が露呈して看守長は捕まって
他の囚人達は刑期を終えて出所するお決まりの流れ。
今までの看守長ってなんで囚人達を虐めるのか明確に描かれてはいなかったけど
今回はなぜ酷い仕打ちをするのかしっかり語られて
彼自身も戦争によって「日常」を奪われた人間だということが明確に描かれていて、
「人間味」を感じることができてよかったし、他の看守達が
「俺らだって捕まらなかっただけで同じようなことをしてた。」というようなセリフを言うシーンがあって、
「戦争」という1つの出来事で様々な方向に「日常」が湾曲された様が描かれていてとても面白かったです。
ショータイムは新曲振付を楽しみにしていました。
正直どれが新曲なのかわかるか非常に心配しておりましたが
そんな心配は全くいりませんでした。
イントロが流れた段階で直感的に「これだ」と思いました。
だって好きそうな曲調だったからw
衣装もキラキラかっこよくワイルドにちょっと邪道とも取れる音楽。
そしてクセ強な振付
THE岩本節！！！！！
新曲かどうかの判断できない知識で見てもわかる振付でさすがでした。笑
最後に紗幕にデカデカと映される「岩本照」の3文字。
これを見た時にすごく幸せな気持ちになったし
改めて彼の頭の中を覗き見することができた時間を幸せに思った。
もうすぐ祭GALAが始まる訳ですが。
ここではどんな世界に連れて行ってくれるのか。
今から楽しみで仕方がありません。
早く4月になりますように！
